スワップポイントを目的とした投資スタイル

sdfskdi43i チャートの変動を予測して為替差益で利益をあげるスタイルは、王道ではあるものの簡単に実現できるものではありません。ポジションをとるタイミングから利益確定、損切りまで綿密な計画を立てて実行しなければならないからです。吸収しなければならない知識も多く、投資に時間をあまりとれないという方には難しいスタイルです。

そこで、あまり時間をかけなくても、それなりに利益を得られるスワップポイント狙いの投資に人気が集まっています。スワップポイント狙いであれば、ポジションを長く持てば持つほど利益が蓄積されていくので、ある意味そのまま放置していても成果が得られるのです。


・スワップポイント狙いで失敗するパターンとは

ポジションを長く持てばいいだけなので、スワップポイント狙いの投資は気軽に行うことができるはずです。しかし、現実にはこのスタイルでも失敗して損失を出してしまう方もおられます。これはスワップポイント狙いの投資で必ず守らなければならないルールを守らなかったためです。

スワップポイント狙いが失敗するのは、スワップによる収益よりも為替の損失が大きいからです。しかし、ポジションを決済さえしなければ損失は発生しません。たとえ大きな含み損を抱えても、根気よく保有し続ければ、いつかは値を戻し、損失は縮小するはずです。

・途中で諦めてしまうパターン

それでも残念ながら、途中でポジションを決済してしまい、損失がスワップを上回ってしまう人もおられます。長期保有が前提とはいえ、あまりに長期間含み損を抱えた状態であると、もうどうせ値は戻らないだろうと考えてしまい損を覚悟で決済してしまうのです。こういった方はどちらかというと短期取引のほうが向いているかもしれません。スワップポイント狙いは時には1年、2年の単位で辛抱強く待つものです。ある意味外貨預金のようなものだという覚悟が必要でしょう。決済が待てないという方は、スワップポイントだけを先に出金できる業者もあるので、そちらを使ってもよいでしょう。

・強制ロスカットをくらうパターン

おそらくスワップポイント狙いの失敗のほとんどを占めるのがこちらのパターンです。FXではほぼ全ての業者に強制ロスカットのシステムが導入されています。損失が拡大し、証拠金維持率が基準を下回ると自動でポジションが決済されてしまうのです。このシステムはレバレッジをかけるFXの性質上、不可欠なルールです。そうしておかなければ、口座資金以上の損失を抱えることになり、追証を支払うことになるからです。

強制ロスカットが執行されるのは、損失額が口座資金の25%を割り込むなど極端な損失を抱えたときに限られます。もしレバレッジ1倍の現物取引で取引をしていればこんなことは起こりません。しかし、レバレッジをかけてスワップポイント狙いの投資をしていると、相場の状況によっては強制ロスカットもありえるのです。

・スワップ狙いのための適正レバレッジ

スワップポイント狙いの投資でもレバレッジをかければ利益は一気に大きくなります。年の利回りが3%なら、2倍のレバレッジをかければ利回りは6%に達します。外貨預金としてはありえないほどの利回りです。そこで、強制ロスカットを受けないレベルでいかにレバレッジをかけていくかがスワップポイント狙いでは重要になります。

結論からいうとスワップポイント狙いのレバレッジの適正倍率は2倍から3倍です。史上最速の変動と言われた先日のスイスフランショックでなんとか耐え切れたのはレバレッジ3倍までのトレーダーでした。2倍か3倍、大きくても5倍がスワップポイント狙いの限界値になります。

ただ、FXにおいては過去の最大の値動きを参考にするのは危険な面があります。これまでも過去最大の下げ幅、上げ幅という記録は常に塗り替えられてきているからです。「前はここまでしか下がってないから、今回もここが限度だろう」という判断の仕方は非常にリスキーです。参考にするのはもちろん構いませんが、そこからさらに安全マージンをとったポイントを基準にしておくべきでしょう。

この低金利時代にスワップポイント狙いは非常に優秀な投資スタイルです。基本は待っているだけなので、売買を繰り返すときのように精神をすり減らすこともありません。気軽な投資だけに無駄な負担を背負わないよう、できるだけ資金に余裕をもたせたレバレッジ設定をしておきましょう。